GNSS等の測位衛星を用いた自位置推定技術についての研究開発を行っています.
測位衛星としてはGPSが一番なじみがあるのではないでしょうか.
GPS (Global Positioning System)はアメリカが打ち上げている測位衛星です.日本も「みちびき」という名の測位衛星を打ち上げています.
これらの測位衛星を用いて地球上での自分の位置を即座に求めることができます.
しかしながら,上空に存在する衛星からの電波を受信する関係上,受信される信号はビルなどの地上構造物によって複雑な電波伝搬環境となります.信号の遮蔽やマルチパスが発生します.その結果,不安定な測位や不正確な測位となります.
本研究室ではこの測位をいかに安定させるか,いかに正確に測位するかを日々議論し,研究開発を進めています.
また,スマートフォンやカーナビで使用されている一般的な測位だけでなく,さらに高精度,高確度で測位が可能な測位手法についても研究開発を行っています.
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- 動画「通常測位 vs 高精度測位」
研究室では自前のGNSS基準局を立ち上げています.カバーエリアは概ね10km程度であり,このエリアにおける高精度測位の実証実験,基準局データの提供を可能としています.
GNSS基準局のアンテナ | |
カバーエリア |